【岸和田市】毒グモに注意を!岸和田市の高校生が「セアカゴケグモ」に噛まれたそうです。
大阪府は2020年6月22日(月)岸和田市の府立高校でグラウンド整備をしていた男子高校生が毒グモ「セアカゴケグモ」にかまれたと発表しました。大阪府環境衛生課によると、22日午前8時15分頃、部活動で草むしりをしていた生徒がバケツを持った際に、右手の薬指を噛まれたそうです。
セアカゴケグモってどんなクモ?
体長・・・約1cm
色・・・黒色
背中によく目立つ赤い帯状の模様があります。
どこに生息している?
排水溝・花壇・エアコンの室外機の裏など、日当たりがよくエサとなる昆虫がいる場所に生息しており、泉州地域では、セアカゴケグモが随所で発見されているそうです。
注意すること
セアカゴケグモは強い毒性をもっていますが、普段はおとなしいクモで、素手で触らない限りかまれることはないそうです。庭仕事などするときは、必ず軍手などをして作業をしましょう。また、屋外でサンダル等を履く場合はクモがいないか注意してから履くようにしましょう。
見かけたら
絶対に素手で触らないようにしましょう。市販のスプレー式殺虫剤(ゴキブリ用が望ましいそうです)をかける。または、踏みつぶすのがよいそうです。(卵には殺虫剤は効きません)
かまれたときの症状
はじめはチクッと針で刺したような痛みを感じ、かまれた部分のまわりが腫れて赤くなります。次第に痛みは全身に広がり、悪化すると、多量の汗・寒気・吐き気などの症状があらわれることもあるそうです。通常は、数日〜数カ月で回復する例が多く、かまれても重症になることはほとんどないようです。噛まれた生徒は軽症で、治療後に授業に戻ったそうです。
府内で被害が確認されたのは、今年度初めてとのことです。肌の露出が多くなる季節になります。充分に注意して下さいね。大阪府のHPにて詳細をご覧下さい。