【貝塚市】ぶらり春さんぽ♪水間寺厄除け街道「十六童子」全部見つけられるかな?
1300年前から伝説として水間の地で伝えられてきた厄除け十六童子の伝説はご存知でしょうか。聖武天皇の病気の快癒に一役かった行基菩薩を導いたのが十六童子と伝えられ、道に迷っていた行基菩薩が観音菩薩と出会えるよう、降臨の瀧まで誘ったとあります。水間観音駅から、水間寺まで、この伝説の十六童子が道案内するかのように、所々で参拝する人を見守っています。観光案内所などで、詳しく書かれたパンフレットがもらえます。今回は、あえて場所を調べずに、十六童子に出会う旅をしてみました!無事にすべての童子が見つけられるでしょうか。まずは水間観音駅からスタートします。こちらが福を招き、商売繁盛に導く金財(こんざい)童子です。稲や穀物を豊かに実らせる稲籾(とうちゅう)童子です。升を使って正確に。経理や資産運用を司る計升(けいしょう)童子です。毎日の食の充実と安全を守ってくれる飯櫃(はんき)童子です。着るものに困らない豊かな暮らしを守る衣裳(いしょう)童子です。繊維生産販売の発展や成長を見守る蠶養(さんよう)童子です。飲酒による陽気な気持ちを授けてくれる酒泉(しゅせん)童子です。無病息災で長生きできるように守ってくれる生命(しょうみょう)童子です。人を思う気持ちを助け、愛情を育んでくれる愛敬(あいきょう)童子です。経営者と従業員の関係を穏やかに保ってくれる従者(じゅうじゃ)童子です。ペットをはじめ生物を慈しみ、護ってくれる牛馬(ぎゅうば)童子です。車やバイク自転車など乗る人の安全を護る船車(せんしゃ)童子です。五十三人の聖人と出会う旅をした十六童子の主導神、善財(ぜんざい)童子です。学問成就とともに書道上達も授けてくれる筆硯(ひっけん)童子です。人々が安心して暮らせる法や戒めを護る官帯(かんたい)童子です。ここまでで15の童子が順調に見つけられました!残りの童子は、清児駅にあるのです。こちらは、悟りの扉を開く鍵を授けてくれる印鑰(いんやく)童子です。これですべての十六童子を見つけることができました!そして、あらためて、それぞれの役目があることがわかりました。水間観音駅から、水間寺まで少し歩きますが、十六童子のおかげで楽しく目的地までたどり着けます。帰りは「またきてね」と見送られている気分になりました。みなさんも、水間観音厄除け街道をお散歩してみてはいかがでしょうか♪
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